これまでの失敗原因
こんにちは、ちゅーすいです。
前回[現在(2016/09/02)までのFX収支推移]の記事で「1回毎のエントリーの勝敗は個々原因があります」と述べたわけですが今回はそれらを列挙しようと思います。
- 目押しスキャルピング
- 連続逆張り
- マイナスで決済しない
- スマートフォンからのエントリー
- 慣れない組合せの所持
失敗原因は主にこの5つ。
1つづつ解説していきます。
1.目押しスキャルピング
極短時間の値動きを積み重ねて戦う手法をスキャルピングと言います。
1分足チャートのような短い時間単位での動きは、実質ランダムウォークと大差無いです。
無論、きちんとこれを読み切って勝てる人もいるようですが、私にはできません。
私の場合は1分足の為替チャートをずっと観ながら僅かな動きに一喜一憂し、含み益が減りそうだったり含み損が出そうなものなら即決済。
つまりただの運ゲー…。FXはスプレッドという売り買いの価格差があるので、運任せでは勝てるはずが無いです。
更に言えば細かくエントリーと決済を繰り返すことでこのスプレッド分の費用がバカにならない額になりました。
また、ポジションを保有している間ずっと画面に張り付いているので他のことができません。
すなわち時給的にも最悪でした。
2.連続逆張り
損切りラインを設定しそこに達して自動決済させたにも関わらず「いやゆーてここまで来たら戻るでしょ」と再び逆張りエントリーをすることが多々ありました。
自分で決めたロスカットとはいえ、マイナスで決済されるとやはり「Shit!!取り戻してくれる!!」と心理的に動揺します。
エントリー時に冷静な自分が決めた損切りラインを突破したら、一旦様子を見るべきです。
3.マイナスで決済しない
エントリーした後に「あ、これは読み間違ったな」とほぼ確信する状況が稀にあります。
このとき含み損が出ていると「でもこれで戻ったら腹立つよな…」といった甘い考えが邪魔をして決済できず、そのまま予想通り損が膨らむことがありました。
間違ったエントリーだったと確信したら即決済が鉄則です。
4.スマートフォンからのエントリー
外出時などに、スマートフォンからエントリーすることがありました。
これは特に1.と併用しては絶対にやらない方がいいです。
スマートフォンは画面が1つしかなくチャート確認と発注が同時にできないので、状況判断と実行にどうしても時間差が出ます。
また、更新速度もPCより遅く数秒のラグが出るためスキャルピングとの相性が最悪でした。
5.慣れない組合せの所持
私は現在ドル円のみの取引をおこなっているのですが、初期はユーロ円やポンド円、スイスフラン円、ユーロドルなど様々な取引をしていました。
組合せごとに値動きに特徴があります。落ち着いてる、荒れやすい、株価や国債利回りと連動しやすいetc...
普段見ている以外の慣れない組合せだとどうしても読みが甘くなりますので手を出さないほうがいいです。
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以上5つがこれまでにやった失敗の主要因ですね。
中でも1.(&4.のコンボ)と2.が大きな負けを呼びこむことが多かったです。
「勝ちたい」「損したくない」「今ある利益(含み益)はもう自分のもの」という考えを捨て去らないといけないと痛感しました。
単発での勝敗に意味などなく、総合で勝てばそれでいいんです。
パチンコと同じでメンタルが最重要ですね。1回毎の勝ち負けに動揺していては勝てません。
パチンコでは精神面を鍛えあげて結局20余万程度稼げたのでFXでもできるはず。
これらの失敗を繰り返さない方法として取引ルールを制定するというのがあります。
ルールに則って機械的に取引を行うことで、一切の感情を挟まないようにすることが可能になるはずです。
パチンコのときも期待値が正なら当たり外れは無視してひたすら打つようにしましたし。
今後は自己ルールを固めて上記の失敗を繰り返さないよう取引を行っていきます。